新型コロナ感染症対応の「臨時医療施設」を現地調査

1月12日、山本みわら茨城県議会公明党は、茨城県がつくば市に設置した「新型コロナ対応の宿泊療養施設」と発熱外来(ドライブスルー方式のPCR検査施設)を、現地調査しました。一行は施設を視察するともに県感染症対策課より説明を聴取しました。

臨時の宿泊療養施設は、新型コロナに感染し、比較的症状は安定しているものの介護の必要があり、合併症への対応が必要な患者を受け入れています。
病床は200床で、医師2名、看護師34名、介護士16名、薬剤師2名など総勢75名が常駐しています。

また、臨時の発熱外来のPCR検査は1日最大300人。検査は無料ですが事前予約制です。12日までの3日間は、いづれも予約はすべて埋まっていたそうです。

有料ですがインフルエンザ(2000円)との同時検査も可能です。

この施設は、移動式木造住宅「ムービングハウス」を活用した建物です。
ムービングハウスは、一般のプレハブ仮設住宅に比べて、短期間で施工ができ、居住性、密閉性が高いため、災害仮設住宅などにも高い評価を得ているシステムです。
昨年1月には、千葉県でも臨時療養施設として採用されています。