つくばみらい市で“子連れ出勤”を試験的に導入

7月24日から8月25日まで試験導入されている、つくばみらい市の「子連れ出勤」の模様を、8月21日現地調査しました。山本美和は、10年前から赤ちゃん子連れ連れ出勤の可能性を模索してきました。多様な働き方を推進する上で、地方自治体の先進的な取り組みに大いに期待したいしたいと思います。
地元の染谷礼子市議、岡本昌弘市議と共に小田川市長と意見交換も行いました。
(写真はNHKのニュースより)

仕事と家庭の両立をより一層支援する「子連れ出勤」

茨城県のつくばみらい市は、職員が子どもや孫を連れて出勤できる「子連れ出勤」の取り組みを試験的に行っています。仕事と家庭の両立をより一層支援する目的です。
小学校の夏休み期間に合わせて、0歳から小学3年生までの子どもを対象に、約1か月間行われています。7月24日午前8時過ぎには、市の伊奈庁舎に男性職員と女性職員が、5歳までの子どもを合わせて4人を連れて出勤。朝の打ち合わせでは、子どもたちが元気に自己紹介。職場の空気は一変し、温かい拍手や笑顔があふれました。
この取り組みでは、子どもと共に働けるスペースも特別に確保。会議室を中心に、子どもたちが自由に過ごせる場所や、キッズスペースを設けることで、職員は柔軟に働く場所を選択することができます。
つくばみらい市では、この試験的取り組みによって、課題を明確にしながら、今後の本格的な導入を検討していく方針です。
近隣自治体や民間の事業所からの問い合わせも増えているとのことです。多くの場所で、このような取り組みが広がることを期待します。