8月7~8日、山本美和ら県議会公明党は、石川県を県外視察しました。
8日、昨年7月開館した県立図書館「百万石ビブリオバウム」を訪問。今大きな話題となっている公立の図書館です。「県民の多様な文化活動・文化交流の場として、県民に開かれた『文化立県・石川』の新たな“知の殿堂”」を基本コンセプトとし、開架冊数は約30万冊、書庫収蔵能力は約200万冊、閲覧席は約500席に上ります。設計は環境建築家の仙田満氏が会長職を務める環境デザイン研究所が行いました。
内部は、吹き抜けの大空間。まるで、円形劇場のような圧倒的な読書空間です。12のテーマに分類された7万冊の蔵書が美しく配架されています。
図書検索・セルフ貸出・座席予約へのICT活用、飲食可の文化交流エリアやこどもエリアなど、斬新な取り組みが各所にみられました。
茨城県の県立図書館も、水戸市に2021年7月、“星乃珈琲店”をオープンさせるなど、様々な新しい取り組みを行っています。そもそも茨城県立図書館は、2001年に県庁移転に合わせて旧茨城県議会議事堂の改修を経て開館したもので、エントランスを入ると正面階段を中心にシンメトリーな空間が広がり、階段を上がると旧本議会場へと続く特徴的な建造物です。
他県の事例も参考に、一層魅力的な図書館を目指していきたいと思います。
7日は7日、石川県庁の少子対策監室を訪問し、保育所等を身近な子育て支援拠点と位置付けた「マイ保育園事業」「在宅育児家庭通園保育モデル事業」と「いしかわプレ妊活健診事業」について、説明を伺いました。
石川県では、将来子どもを望むご夫婦を対象に、本格的に妊活について考える前の「プレ妊活」として、ご夫婦それぞれの健康状態のチェック(健診)と併せて、妊娠に関する正しい知識を専門家から学ぶことができる「いしかわプレ妊活健診」を実施しています。
“いしかわプレ妊活検診事業”は、人口減少社会の中で、茨城県も大変参考になる取り組みだと評価します。子ども持ちたいと希望するご夫婦の支援を、県と市町村がいっしょになって行っていけような取り組みを提案していきたいと思います。